「コンサルは休日をどのように過ごしているか」の答えは「リフレッシュと自己研鑽をバランスよく!」です。
20代社会人は休日の過ごし方に悩んでる?
平日は「忙しいなー」「年収低いなー」とこぼしつつ、「やることがないなー」と休日を無駄に過ごしていませんか?
「20代だから、年収は低いもんだよな」「休日は暇だから、動画ばかり見てしまう」と感じているなら・・・。
あなたの年収が劇的にあがることは、絶対にありません。
若手社会人と呼ばれる20代の休日をどのように過ごすか、で社会人としての成長は大きく左右されます。
どのような過ごし方をすればプライベートもキャリアも充実させられるのでしょうか?
筆者「きつね」は、「20代の休日は、自己研鑽を行いつつ、ストレスを軽減させるリフレッシュができる休日の過ごし方」が理想だと考えています。
平日週5日(朝から晩まで)働く社会人は、とても忙しいですよね。
特に20代は仕事に慣れる必要があったり、新しい挑戦の機会もあって、大変な日々を過ごすことが多いです。
平日の忙しさの反動で「休日の過ごし方は家で1人・動画を観る」という方も多いと思います。
株式会社ビズヒッツが社会人の独身男女497名を対象として行った「休みの日の過ごし方に関する意識調査」(2022年8月実施)があります。
データを見ても、「1人で動画を観る」休日の過ごし方が多いようです。
ダラダラと休日を過ごすのも、リフレッシュできるのであれば悪くはありません。
しかし、自己成長や充実した時間を増やすためには、休日の過ごし方がとても大事です。
休日1人で動画を観る20代の社会人が多いということは、ライバルに差をつけるチャンスだと思いませんか?
日本企業では、年功序列による緩やかな賃金上昇も限界が見えてきます。
日本社会全体が成果主義という評価に変わってきているのです。
筆者「きつね」は「成果主義」という価値基準が採用される、コンサルティング業界で勤めるコンサルタントです。
20代で年収1,000万円を達成した理由は「コンサル業界で勤めていた」ことが理由ですが、20代の休日の過ごし方も大きな要素です。
20代コンサルに休日はあるの?
ちなみに、筆者「きつね」はコンサル業界で働いてきましたが、休日出勤は数回しかありません。
休日出勤や深夜労働が普通と思われがちなコンサル業界ですが、最近はホワイトなコンサルティングファームが増えており、休日出勤や深夜労働は減ってきています。
特に20代のスタッフ層と言われる若手社会人に対しては、月の残業時間が45時間を超えないように配慮をしているコンサルティングファームが一般的になっています。
「自己研鑽」名目のサービス残業・休日の仕事は絶対NG
もちろん「自己研鑽」という名目でサービス残業・持ち帰り仕事をするのはNGです。
絶対に、NGです。
自己研鑽=サービス残業・持ち帰り仕事が常態化するとデメリットしかありません。
年収を上げる人は休日も学び続けている
年収を上げ続けている人は休日も勉強をしています。
でも受験生のように1日中、机に向かって資格の勉強をしているということではありません。
仕事で成果を出すこと、提供価値が上がることに関連して「学び」を続けているのです。
このブログも学びの一環です。
知識や経験をアウトプットすることで、自身の中での再整理という位置づけにもなっています。
また、ブログを運営するうえで、ライティングスキルやHTML/CSS/JavaScriptといったWeb開発言語の勉強、さらにSEO対策などデジタルマーケティング知識なども身に付きます。
これは本業であるコンサルタントとしての成長にも繋がります。
ちなみに、PRESIDENTの2016年7月4日号にはこのような記載がありました。
「仕事以外の時間に勉強している」と答えた人は、年収2000万円以上で69.2%、年収500万円台で41.2%だった。
年収2000万vs500万学習法比較
さらに以下の文が続きます。
また3カ月に1回以上セミナーや勉強会に参加する人は、年収2000万円以上で過半数の53.2%だが、年収500万円では31.5%だった。収入の高い人と低い人の行動量の差が浮き彫りになった結果といえよう。
年収2000万vs500万学習法比較
勉強というのは資格や試験の問題を解くことだけではありません。
セミナーや勉強会に参加するという行動も、そこでの議論や交流がビジネスパーソンにとっては勉強となるのです。
以上を踏まえ、今回は20代の若手コンサルタント時代に、筆者「きつね」が実践した「年収を上げる休日についての考え方・過ごし方」をご紹介します。
この記事を読んで自己研鑽すれば、あなたの年収も上がるはずです!!
休日の過ごし方は「自己研鑽」と「リフレッシュ」の2要素で考える
「月~金は仕事・土日祝は休日」の20代独身社会人を想定読者として、記事を書いていきます。
休日を有意義に過ごし、社会人としての成長と年収を上げていく、充実したキャリアを過ごすためには何が必要でしょうか。
個人的には【自己研鑽・リフレッシュ】という2つの要素で考えることが重要だと実感しています。
さらに大事なことが、この2つの要素のバランスです。
年収アップに繋がる休日の考え方
- 【自己研鑽】と【リフレッシュ】のバランス
2つの要素を軸にして、休日の過ごし方を4ケースに分けて考えてみましょう。
さぁ、あなたの休日はどのケースに当てはまりますか?
ケース1:自己研鑽とリフレッシュが良いバランスの休日
20代の若手社会人として、理想的な休日の過ごし方です。
自己研鑽として取り組む分野は職業や年齢に応じて様々です。
同様にリフレッシュとなることも人それぞれです。
ですが、この両方をバランス良く取り入れている週末・休日を過ごすことは誰にとっても共通して良いことだと思いませんか?
問題はこのバランスです。
筆者「きつね」の考える最適な【自己研鑽:リフレッシュ】のバランスは3:7です。
ビジネスパーソンとして成長するには、休日も含めた日々の鍛錬を絶やさないことが重要です。
とはいえ、休日に自己研鑽をし過ぎても頭や心が休まらず、休日明けの月曜の出社が億劫になるだけです・・・。
「休日を充実させたい」「社会人として成長したい」と思っている20代若手社会人のあなたは、がんばり屋さんなのだと思います。
しかし、ガス欠状態で本番レースに臨んでも勝てるはずがありません。
しっかりとガソリンを注入するために、休日にリフレッシュをすることに重きを置いてください。
その最適なバランスとして、【自己研鑽:リフレッシュ=3:7】とリフレッシュを多めに設定しましょう。
少し周りを見渡せば、リフレッシュやダラダラに全力投球しているビジネスパーソンが多いことに気付くはずです。
もちろん、人それぞれの生き方・考え方があるので、否定されることではありません。
しかし、社会人としての成長と年収アップを目指すのであれば「他の人が休んでいる間に自己研鑽を行うことが重要」ということです。
このケースを実践し続けるには、日常の意識自体を変える必要がでてきます。
それは「日常で接する全てのことから学ぶ、公私の境を(あえて)曖昧にする」です。
上記の姿勢や考え方が身に付くと、以下のような休日を過ごしていると思います。
「自己研鑽とリフレッシュが良いバランスの休日」の例
- 美術館や映画館に行く電車内で、動画学習や読書をする
- お気に入りのカフェでコーヒーを飲みながら、数時間の読書や試験勉強をする
- 土日MBAに参加して、刺激的な交流をする
- 旅行にいった先のお店で売り上げを上げるための施策を考える
- ジムに行って、自己と向き合いながら筋トレをする
- ブログを書いて自分の知識や経験をアウトプットする
日常の全てから学びを得ようという思考が、成長を遂げる社会人の休日の過ごし方です。
ジムに行ったり、息抜きをしながらビジネス書を「ながら読書」をするのも、オススメです。
【実例】20代前半・若手社会人(新人コンサル)時代の休日の過ごし方
ここで、筆者「きつね」が20代の若手社会人(新人コンサル)時代に、休日をどのように過ごしていたか、実例をご紹介いたします。
20代前半はコンサル業界で生きていく基礎力を高めるため、欠かさずに勉強をしていました。
コンサル業界で働いているからといって、年収が勝手に上がるわけではありません。
コンサル業界で10年近く働いてますが、30代で年収1,000万円に達していない人もいます。
自己研鑽をしても、年収が上がらないとコスパが悪い結果となってしまいます。
コンサルタント(広い意味で社会人)として、活躍できるようにITと英語の基礎力を底上げするため、20代前半は応用情報技術者試験やTOEICの勉強をしていました。
もちろん休日に勉強だけをしていたわけではなく、喫茶店を開拓するという楽しみと組み合わせたり、用事があるときの移動中に動画学習や参考書を読んだりしていました。
>>【オススメ】動画学習サービスSchoo(スクー)は評判がいい!
他にも、土日MBAに参加して刺激的な交流をすることで、リフレッシュをしながら社会人としての成長にも繋がる学びを得たりもしていました。
実際に名古屋商科大学ビジネススクールの単科授業を受けた体験談を書いているので、興味があればご覧ください。
ケース2:自己研鑽に振り切っている休日
一見すると、成長と年収アップに繋がりそうなのが「自己研鑽に振り切っている休日」ケースですね。
でも、実際に報われない悲しいケースです。
時には自己研鑽に振り切った休日を過ごすことも大事です。
試験前などがそうでしょう。
一方で、勉強ばかり・自己研鑽ばかりの過ごし方をずっと続けていると、頭でっかちになってしまう・心身が疲れ切ってしまうことが考えられます。
社会人1年目の筆者「きつね」は自己研鑽に振り切った休日を過ごしていました。
何かに憑りつかれたかのようにビジネス書を読み漁ったり、目的もよくわからないままにビジネスセミナーに参加したり・・・。
当時は休日に友人や知人と過ごすといっても夜に飲み会をする程度で、特別な趣味もありませんでした。
「趣味をするにもお金がかかるし、お金を稼げるように集中しよう」
これが20代初めの考え方でした。
現在となっては当時の自己研鑽が実を結び、コンサルタントとして認められるようになりました。
年収が1,000万円を超えられたのも、当時の努力があってこそです。
しかし、知識が培われた代わりに、勉強ばかりしていたので社会人として重要なコミュニケーション力・体力が低下したように思います。
心がすさんでいくのも感じていました。
人間的なふれあいや心を動かす情緒的な体験が少なくなっていたのでしょう。
図書館に行って読書と試験勉強をして、夜はジムに行って身体を疲れさせて眠る。
そんなストイックな生活を続けると心は疲れ果て、突然の虚無感に襲われることもありました。
こうなるとリフレッシュに振り切ってみたい感情も湧かない危険な状態に陥ります。
20代は社会人として基礎力を磨く大事な時期です。
しかし、人生は仕事だけではありません。
休日にがんばり過ぎないように、自己研鑽とリフレッシュのバランスを意識しましょう!
ケース3:リフレッシュに振り切っている休日
3つ目のケースはリフレッシュに振り切っている休日。
上記のケース2に比べたら、こちらの方が良いのではないかと考えています。
平日の仕事を全力で取り組んで、しっかりと成長を重ねているのであれば、休日はリフレッシュに集中しても問題はありません。
家族や恋人と旅行に行くも良し。
スポーツを行うも、映画を観るも良し。
ただし注意が必要なのは「リフレッシュをしようと頑張らないこと」です。
充実した休日を過ごそうと思い、様々な予定を立てて行動をする。
これが楽しめるのなら良いのですが、「寂しいから」「暇だから」といった理由で、頑張って予定を立ててしまっては本末転倒。
あなたにとっての気分転換方法が1人で家でゆっくりとするのなら、それでもOKです。
外出することが必ずしもリフレッシュになるということではないのです。
外にも出たくないけど気分転換をしたいとき、「手の込んだ料理」を作っています。
手の込んだ料理をしている間は、他のことを考える余裕もなく、日常から切り離された感覚になります。
仕事と関係ない料理で、外に行って疲れるでもなく、家のなかで普段は使わない部分の脳みそを使う感覚が好きです。
ケース4:自己研鑽にもリフレッシュにもならない「ダラダラ休日」
最後は最悪のケース。
時間を浪費しているだけの休日の過ごし方。
「あれ、この休日に何かしたっけ?」という感覚を休日の終わりに抱いたら、ダラダラ休日ケースに該当します。
休日が暇だからと、金曜の夜から目的もなくお酒を飲む。
土曜はお昼ごろに起床して、ダラダラとテレビを見たり、スマホをいじって昼間を過ごす。
気付いたら晩御飯の時間。
またお酒を買ったり、飲みに出かけては会社の不満を愚痴るだけ。
日曜日は家事が溜まっているから掃除なんかを片付けて、疲れたから午後は家でゆっくりと・・・。
大半の20代は経験がある過ごし方だと思います。
社会人で一人暮らしをしていると、平日にできない家事をしたら、一日はあっという間に過ぎていくんですよね。
こんな時間を無駄にする休日では、自己研鑽にもリフレッシュにもならず、社会人としての成長も年収アップも見込めません。
負のスパイラルに足を突っ込んでいることに気付いてください・・・。
翌週の休日の過ごし方を決める
いかがでしょうか。
あなたはどのケースに当てはまる休日を過ごしていますか?
理想はもちろんケース1ですが、ケース2や3でもそこまで心配はありません。
自己研鑽とリフレッシュのバランスを意識すれば大丈夫ですからね。
問題は最後のケース4です。
無駄な休日を過ごして後悔するのは数年後ですが、気付いてからでは遅いのです。
もしもあなたがケース4に該当するのであれば、1つ実践してほしいことがあります。
それは【次の休日の過ごし方を、今日の時点で決めてしまうこと】です。
「休日は何しよう?」なんてことを金曜日や土曜日に考えていては、いつもと変わらない休日を過ごすことになると思います。
このブログ記事を読んだ今日、このあとすぐに「次の休日は○○をしよう。1日目の午前は家事を済ませて、午後は気になっていたカフェに行って・・・」と予定を決めてしまってください。
その予定に向かって、平日を過ごし、休日の予定を達成してみてください。
休日の終わりに得られる充実感が桁違いなはずです。
予定を定めて、予定を達成する。
そうして得られる充実感が、更にあなたを前向きにさせる。
好循環を描く初めの一歩が、「次の休日は○○をしよう」と決めることです。
ぜひお試しください。
休日に自己研鑽を行いたいなら
もしも、次の休日に何をしようか決められない・迷っているのであればオススメの過ごし方があります。
それは、MBAを土日だけで良いので受講してみることです。
実際に名古屋商科大学ビジネススクールの単科授業を受けた体験談を以下に書いているので、興味があればご覧ください。
本格的な受講はお金が必要になりますが、体験授業もやっているので調べてみてくださいね。
他にも、休日のみならず毎日生放送授業を行っている動画学習サービスSchoo(スクー)を使って授業を受けるのもオススメです。
生放送授業では、タイムラインに他の受講生の意見や学びが流れてくるので気付きも多いです。
>>【オススメ】動画学習サービスSchoo(スクー)は評判がいい!
ここで質問です。
「出世をして年収を上げたい・キャリアアップをしたい!」
「仕事のできるビジネスパーソンになって、周囲の評判をひっくり返したい!」
「ビジネス力を高めて、収入上げて、投資で不労所得を得たい!」
筆者「きつね」と同じく、あなたもそう考えたことはありませんか?
書籍から知識を得ることであなたの目的達成に近づきます。
ですが、本を購入すると費用もかかりますし、保管場所も負担になりますよね・・・。
そんなお悩みを持つあなたにオススメできるサービスがあります。
200万冊以上の本が読み放題になるAmazon(アマゾン)の電子書籍読み放題サービスです。
「あなたの年収を上げる・サイドFIRE実現を助ける・不労所得をゲットする」本が見つかります!
電子書籍よりも紙の本が好きという方もいるかもしれません。
ですが、初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能です。
使いにくければ30日経過する前に解約をしましょう。
無料期間終了後は月額980円で使えます。
「1か月だと読み切れないし、1年だと長すぎるかも・・・。」
もちろん、いつでも解約できます。
ですので、3か月くらい集中して本を読み漁って解約するという使い方でも良いかもしれません。
>>Amazon Kindle Unlimitedを無料で試してみる\ 初回利用は30日間無料!200万冊以上の本が読み放題 /
コンサル転職・自己研鑽に有効な資格は?
筆者「きつね」が実際に合格/勉強して、コンサルティング業務や自己研鑽に役立ったと思える資格を紹介します。
ぜひ、あなたのコンサル転職・自己研鑽の参考としてください!
コンサル転職前のオススメ資格/勉強記事
>>20代コンサルにおすすめ!年収を上げるIT資格【応用情報技術者試験】
>>【基本情報技術者試験】20代のコンサル転職で年収を上げるIT資格
>>【対策本あり】文系こそ取得すべき国家資格『ITパスポート』取得メリットを紹介
>>文系のIT未経験コンサルタントがプログラミングを学ぶべき3つの理由
>>【本も紹介】図解思考の技術・モデリング技術で概念を具体化【資格のUMTPもオススメ】
>>【合格体験談】マーケティング検定3級の体感難易度は簡単!勉強時間に参考書も紹介
>>【コンサル転職体験談】資格挑戦:マーケティング検定2級に挑戦|いきなり合格は無理?難易度は3級より確実に高い!
>>TOEIC400点台から800点台!コンサル実践の英語勉強法
>>【PMBOK】5つのプロセスと10の知識エリアはコンサル必修科目
>>新人コンサルにおすすめの資格「ビジネス会計検定3級」:簿記との違い・難易度・合格率をまとめた!
>>【オススメ】動画学習サービスSchoo(スクー)は評判がいい!
>>【無料あり】マーケティングが学べるオススメ動画学習サービス5選
コンサル転職に有利な資格合格に向けて
コンサル転職・転職後の自己研鑽として、資格取得を目指して勉強することはオススメです。
コンサルティング業界で働いていると、常に試験勉強をするように新しい知識をキャッチアップしないといけないので「勉強慣れ」をしておくとよいでしょう。
【STUDYing】中小企業診断士・応用情報技術者などをカバー
上記の資格をフルサポートしているわけではありませんが、スキマ時間で効率的に中小企業診断士などの資格合格を目指すなら、STUDYingも使うのがオススメです。
STUDYing中小企業診断士講座の2022年2次試験の最終合格実績が「業界No.1」
- 【合格実績 No.1!】
- ※1 2022年2次試験合格者数:167名
- 【合格者続々輩出中!】
- 2023年1次試験合格者数:510名
※1:同種の資格講座を提供している業者について、KIYOラーニング株式会社が2023年11月6日時点でHP上に記載されている合格者実績を調査した範囲での比較となります。
コメント