今回の記事は「本の断捨離」を通して得られたメリット、実際に断捨離をするためのコツをご紹介します。
「本が多くて部屋の至る所に置いてあるけど、本棚に入らない!」
漫画や雑誌、ビジネス書がどんどん増えていく。
本好きなら誰しもが直面する悩み。
本棚に詰め込まれた本の上や手前にも、さながらパズルのように隙間を見出し、なんとか本を詰め込みます。
それでも新しい本は増えていき、積読状態にある本が更に部屋へ散らかる・・・。
筆者「きつね」も、そんな本棚いっぱい人間です。
これではキリがないと一念発起して「本の断捨離」を実施しました!
もし、あなたも同じように本好きで本棚いっぱい人間であれば、きっと生活をクリアにする参考になると思います。
断捨離のコツ①:まずは本棚スペースを決める!
本の断捨離をする前に、絶対に行ってほしいことがあります。
それは「本棚のスペースを定めること」です。
カラーボックス1つ分でも良いですし、天井に届きそうな大きな本棚1つ分でも構いません。
あなたの部屋に合わせて、「絶対にこの範囲に本を収める!」というスペースを確保してください。
最初にスペースを決め切らないと「この本も捨てられないなぁ・・・。」と迷ったときに、どこか別のスペースに本を置いて結局は捨てられないことになりますよ。
経験談ですから、これは間違いありません!
断捨離のコツ②:断捨離基準を意識する
本を収納するスペースが決まりましたか?
では、さっそくですが本を断捨離するコツは「読んだか・2年以内に読み返すか・忘れられない思い出があるか」という基準を越えられるか否かを問いかけることです。
本棚に入りきらない本、積読状態になっている本。
せっかく買ったのに、忙しない日々の流れを言い訳に、読まなくなった本がたくさん。
感銘を受けた本や尊敬する人から勧められて買った本。
あなたの本棚には、これまでの人生とあなたの「頭の中・心の中」が映し出されていることでしょう。
だからこそ、本を捨てるということがもったいない。
当時の思い出や苦労・悩みを切り捨てる感じもして、なんだか心苦しい・・・。
でも、本を収納するスペースには限界があるのも事実。
今後の人生で不要な本は思い切って「ありがとう!さようなら!」をしましょう!
第1の基準:読んだか
まずは購入したけど「読んだか」が最初の基準です。
ずっと本棚に並んでいるだけで読んでいない本は、買ったはいいけど縁がなかったのでしょう。
断捨離をする最優先候補です。
購入した当時は世間で話題になっていたとか、関連する分野の本を読み漁っていたから買ってみたとか。
購入した理由もその程度でしかないはずです。
そういった「気の迷い」から購入したような本は、あなたの人生にとって大きな影響を与えることはありません。
一度、思い切って断捨離しましょう。
本当にあなたの人生に必要な本であれば、また機会が巡ったときに手にするはずです。
第2の基準:2年以内に読み返すか
次は「一度は読んだけど、もう読み返さない本」は思い切って断捨離する候補です。
基準ですが、2年以上読み返していない本は断捨離しても困らないこと確実です。
「2年」という数字の理由ですが、1年読んでいないだけだと「その本を読み返したいと思った理由」にたまたま出会わなかっただけ、という可能性が残るからです。
仕事で困ったときに読み返す本があるのですが、それは何か大きな壁にぶち当たるときに読み返す本で、毎年読むような本ではありません。
仕事に関する本に限らず、小説や漫画も、毎年必ず読み返す本というのは多くないはずです。
逆に、あなたにとって大切な本であるなら、2年という時間、全く手に触れないということもないはず。
パラパラとページを捲るだけでも、気になる部分を読み返すだけでも良いんです。
何かしらの理由で読み返したことがあって、2年以内に読み返したことがある本は断捨離せずに残しておきましょう。
第3の基準:忘れられない思い出があるか
最後は「本に対する思い出があるか」です。
極端な例で言うと、アルバムは数年に1度読むか読まないかという代物ですが捨てるべきではないですよね?
同じように、誰かからプレゼントされた本、あなたを支えてくれた本、大切な学びを与えてくれた本は捨てるべきではありません。
本を断捨離するメリットって?
本を断捨離するうえで、捨てる前に中古買取業者やフリマアプリで売ることを優先に考えてほしいです。
「中古市場に本を流通させる」=「現在のあなたにとって不要な本を、必要とする誰かに届ける」ということです。
あなたの本棚に眠っている本も、きっと過去に本を購入したときは重要な本だったのでしょう。
しかし、あなたが成長したからか、その本も役目を終えた。
だから本棚で大事に眠っているのですね。
あなたを成長させてくれた大事な本を、ずっと眠らせておくのは大変もったいないことです。
断捨離を通して、本を手にしたい人に届けてみませんか?
当時のあなたと同じ悩みを抱く人に本が届くようにすることで、本は新たな役目を果たす機会を得ます。
現在のあなたにとって必要な知識、逆に不要な知識が明確になることが最たるメリットです。
本棚を整理する過程で、あなた自身の成長や変化を振り返ることもできます。
大人になったあなたが本棚を整理していると「ひらがなの書き方」を覚えるための本が出てきたとしましょう。
社会人のあなたに、小学校で習う「ひらがなの書き方」なんて本は不要ですよね?
必要はないので、捨ててしまおうと思うかもしれません。
でも、小学生だった頃は必要だったはずです。
当時から成長しているために「ひらがなの書き方」は不要になったのです。
明らかに「過去の自分」が必要としていた本は、思い切って断捨離しましょう!
次は、こんな風に考えてみてください。
「空いたスペースに、どんな本が欲しいか、読みたいか」
自分の心と素直に向き合って、「現在のあなた・未来のあなた」に必要となる本や知識・情報を、ぜひ見つけてください。
オススメは町の本屋さんをじっくり、ゆっくり見て回ることです。
最近は、大手ECサイトでオススメの本を紹介してくれるので便利ですよね?
が、しかし!
あなたの購入履歴に基づいて、似通った本ばかりが紹介されてしまうので、新たなジャンルの本と出会えなかったりします・・・。
実際によくあるのですが、ECサイトでオススメされた本を買ってみたら、こんな経験が(比較的よく)あります。
なんか読んだことある内容だな。
流し読みするか・・・。
この章もどっかで読んだような。
飛ばすかな。
ってあれ、もう読み終わっちゃった?
本屋さんに行って最新の本を眺めてみるのも新たな発見に繋がりますし、町の本屋さんや出版業界の経営に貢献できると思える消費は良いことだと個人的に思っています。
本を断捨離することで、スペースが空いて部屋が片付くことは当然に、あなたの頭と心も片付き、自分や未来と向き合う機会になります。
お気に入りの本だけが並ぶ本棚って、不思議と心がウキウキしたり充実したりするものです。
これが、あなたにとっての断捨離メリットです。
他にもメリットはあります。
筆者「きつね」の考える本の断捨離は、「捨てる」ではなく「誰かに渡す」を前提としています。
あなたの読んだ本をフリマアプリや中古買取業者に買い取ってもらうことで、新たに本を手にする誰かは安く本を手にできるのです。
社会全体でも、新たに紙の書籍を印刷する必要がなくなり、資源が守られるメリットもあります。
断捨離をするときは「捨てる」ではなく「渡す・譲る」を忘れないでくださいね。
断捨離状態を維持する方法(電子書籍活用)
本を断捨離してスッキリした本棚。
この状態を維持したいと思うことは当然の気持ちでしょう。
さらには・・・
ここで質問です。
「出世をして年収を上げたい・キャリアアップをしたい!」
「仕事のできるビジネスパーソンになって、周囲の評判をひっくり返したい!」
「ビジネス力を高めて、収入上げて、投資で不労所得を得たい!」
筆者「きつね」と同じく、あなたもそう考えたことはありませんか?
書籍から知識を得ることであなたの目的達成に近づきます。
ですが、本を購入すると費用もかかりますし、保管場所も負担になりますよね・・・。
そんなお悩みを持つあなたにオススメできるサービスがあります。
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「1か月だと読み切れないし、1年だと長すぎるかも・・・。」
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ですので、3か月くらい集中して本を読み漁って解約するという使い方でも良いかもしれません。
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