「コンサルタントとして仕事ができるってどういうことだろう」
「年収を上げる人ってどんな特徴があるんだろう?」
「今よりも出世するにはどうしたら良いんだろう」
筆者「きつね」がコンサルティングファームで出会ってきた優秀な諸先輩方。
年収は1,000万円を余裕で超える高年収のコンサルタントばかりでした。
「コンサルタントといえど、大きく年収を上げる人と現状維持に近い人がいる。この差はなんだ?」
そう思って先輩コンサルタントを観察すると・・・。
コンサルタントとして活躍して年収を上げてきた人は「5つのスキルセット」を備えているという共通点を見つけました。
5つの記事にわけて、年収を上げてきたコンサルタントの諸先輩からの学びをシェアしていきます!
コンサルタントとして「年収を上げるスキル」とは
年収を上げるには、仕事ができるようになる必要があります。
「仕事ができるようになるには」
誰しもが一度は考えますよね?
仕事ができるようになるには、スキルを磨く必要があります。
私も新人時代は毎日のように考えて、反省して、本を読んではスキルを磨くために実践して・・・。
その繰り返しと上司からの厳しくも温かいご指導を受けて、クライアントからも評価されるほどには成長できました。
同じような悩みを持つ方は年齢問わずにいらっしゃることでしょう。
しかし、その立場や経験によって「仕事ができる」ということの捉え方が変わってきます。
「作業者」としてではなく「コンサルタント」という役割を念頭にした「仕事ができる人」が備えているスキルセットを5つお伝えしていきます。
再掲ですが、これまで私が出会ったマネージャー以上の優秀なコンサルタントに共通していたスキルセットです。
年収を上げるためには、スキルを磨き、仕事ができるようになり、評価されることは必須。
高年収を実現しているコンサルタントに共通するスキルを盗んで、あなたも年収を上げていきましょう!
年収を上げるスキルセット①:頭の中にプロジェクト俯瞰図がある
1つ目のスキルセットである「頭の中にプロジェクト俯瞰図がある」について、ご説明します。
頭の中にプロジェクトの俯瞰図がある・・・。
俯瞰図という言葉が「具体的に何を指しているか」はケースバイケースです。
戦略案件であれば中期経営計画かもしれませんし、業務系の案件であれば業務フロー図かもしれません。
システム開発案件におけるリードプログラマーであれば、オブジェクト図やコンポーネント図かもしれません。
案件特性によって変わる部分はありますが最低限、以下の内容はリーダーの頭には入っています。
- マスタスケジュール
- ステークホルダー/組織体制図
- システム構成図
マスタスケジュール
全体のスケジュールやマイルストーンがなければ、いつまでに何をしていけば良いのか判断ができません。
予期せぬタスクが発生した際や進捗に遅れが生じた際に、何を優先とすべきかを瞬時に判断できる人がいます。
マスタスケジュールとマイルストーンが頭に入っているからです。
全体を俯瞰したときに、何が重要なのか、後続の作業に対する影響を極小化する最善策は何か。
これを考えて判断するのが、優秀なマネージャーです。
ステークホルダー/組織体制図
次にステークホルダーの相関図や組織体制図といった人に関する俯瞰図です。
当たり前ですが、人にはそれぞれの担当領域があります。
そして職位や権限といったパワーバランスも存在します。
これらの情報をして様々な判断しています。
「この相談事はAさんだな。」
「Bさんに頼むと動きが悪いから、上司のCさんから落とし込んでもらおう。」
などの実務遂行上の最短ルートや、後でひっくり返しがないように必ず押さえておくべき重要人物を頭の中で捉えています。
システム構成図
最後がシステム構成図です。
システム開発案件はもちろんですが、業務や戦略がテーマのプロジェクトでもITが切り離せない時代です。
何かしらの示唆を得られたときにシステム的な影響はどうなるのか、もしくはシステム的に実現可能なのか、といった判断を早期に行う為にはシステム構成を把握しておく必要があります。
何もミドルウェアの製品名といったレベルまで把握する必要はなく、システムが業務上で果たす役割やデータの流れを把握していれば大方の判断は可能です。
プロジェクト俯瞰図を頭に入れるコツ
これらの俯瞰図は既に誰かが作成していることもあるでしょう。
ですが、既存の資料を一生懸命読んでも頭は入りません。
俯瞰図を頭に入れる最適な方法は「自分で作る」ことです。
仮に誰かが作成した既存の資料があったとしたら、それを自分の手で「模写」してください。
自分で作成する(模写する)と、資料の各要素の整合性や意味合いについて否が応でも考えさせられます。
その「考える」という行動が感情とも結びつき、俯瞰図に記載されている内容が自然と頭に入っているのです。
既存の資料が見にくい場合、新しくフォーマットを作り直しても良いかもしれません。
そのまま、あなたの評価に繋がります。
資料のフォーマットやフレームワークに悩んだら、以下の本をご覧になることをオススメします。
有益な思考法やフレームワークが整理されており、私も資料作成や考えに行き詰った際にお世話になっています。
他にもある「年収を上げるコンサルタントのスキルセット」
プロジェクトという単位で働くコンサルタントは、マスタスケジュールなどをもとにして、俯瞰的にプロジェクトの全体感を把握することは非常に重要です。
マイルストーンを意識して日々の業務と向き合うことで、タスク遅延などのリスクにも対応しやすくなります。
あなたもまずはプロジェクト俯瞰図を頭に叩き入れましょう!
そのうえで、他にもある高年収を実現した優秀なコンサルタントたちが有するスキルを学び、実践してキャリアを輝かせていきましょう!
コンサルティング業界転職体験談まとめ
筆者「きつね」がコンサル転職を2回した体験談をまとめています!
30代で資産3,000万円を築いて、サイドFIREを実現したい。
そのためにコンサルティング業界で働いて年収を上げるため頑張っています。
転職をすることで年収を上げる、もしくは労働環境を改善させながら年収を維持することも可能です。
コンサル転職の成功は人それぞれですが、あなたのコンサル転職を成功させるため、ぜひ筆者「きつね」の体験談を参考にしてもらえたら嬉しいです!
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コンサル転職を成功させるため転職エージェントを複数利用
筆者「きつね」が内定までサポートしてもらった転職エージェントはアクシスコンサルティングでした。
>>コンサル転職特化の転職エージェント『アクシスコンサルティング』は評判通りの面接対策力!
もちろんオススメですが、コンサルティング業界・ポストコンサル転職を目指すなら、転職エージェントは複数登録しておいた方が良いでしょう。
1つの転職エージェントから得られる求人情報は偏ってしまいますし、キャリア相談におけるセカンドオピニオンを得られることが複数の転職エージェントを活用するメリットです。
以下が筆者「きつね」も利用した転職エージェントです!
最近はコーチングにお金を払って転職をサポートするエージェントもいますよね。
ご紹介しているサービスはあくまで転職エージェントなので、無料で利用可能です!
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