「コンサルタントとして活躍して、年収をあげたい!」
筆者「きつね」が出会ってきた優秀なコンサルタントが備えていたするスキルセットをご紹介します。
あなたが現役コンサルタントであれば、明日から実践してください。
これからコンサルタントに転職をして、年収をあげたいと考えているなら、転職前に必読です。
「年収を上げるコンサルタントが備える5つのスキルセット」紹介シリーズの第2弾!
コンサルタントとして「年収を上げるスキル」とは
年収を上げるには、仕事ができるようになる必要があります。
「仕事ができるようになるには」
誰しもが一度は考えますよね?
仕事ができるようになるには、スキルを磨く必要があります。
私も新人時代は毎日のように考えて、反省して、本を読んではスキルを磨くために実践して・・・。
その繰り返しと上司からの厳しくも温かいご指導を受けて、クライアントからも評価されるほどには成長できました。
同じような悩みを持つ方は年齢問わずにいらっしゃることでしょう。
しかし、その立場や経験によって「仕事ができる」ということの捉え方が変わってきます。
「作業者」としてではなく「コンサルタント」という役割を念頭にした「仕事ができる人」が備えているスキルセットを5つお伝えしていきます。
再掲ですが、これまで私が出会ったマネージャー以上の優秀なコンサルタントに共通していたスキルセットです。
以上5点が、私の出会った優秀なコンサルタントの方々が備えていた特徴です。
本日は2つ目の「目的からの逆算ができる」にフォーカスを当てたいと思います。
年収を上げるスキルセット②:目的からの逆算ができる
私の新人時代に上司から口酸っぱく言われたことがあります。
「ゴールからの逆算で考えろ。」
当時は言葉としての意味が理解できても、実務としての意味は理解できていませんでした。
ここであなたに考えて頂きたいのは「目的からの逆算」をしていない場合の作業に意味があるか、ということです。
戦略や計画を立てるにしても、何かリサーチをするにしても、その結果として目的が達成されなければ、その作業は無駄になります。
あなたの上司であるマネージャーから「アジアにおける○○市場の規模について調べておいて。」という指示を受けたとしましょう。
その市場規模に関する情報は、何かの目的を達成する為に必要な情報ということになります。
例えば、経済成長著しい東南アジアの特定国への事業進出を検討しているというケースとしましょう。
アジア全体の市場規模を調べたことで参考にはなる可能性はあります。
しかし、どこの国が高成長率なのか、市場参入余地があるのか、といった議論の材料には使えません。
作業を行ったとしても目的に照らした際に効果がないのであれば、それは仕事ではなく趣味です。
目的からの逆算ができるというのは、実務としての仕事をする為の基礎的な思考でありスキルです。
上司から指示を受けた際に、目的が分かっていれば適切な粒度でリサーチを進めることができます。
チームや部下を守り、育成する為の思考・スキル
上記はどちらかと言えば「作業者」としての観点での「逆算の重要性」でした。
では、マネージャーや管理職として「目的からの逆算」ができるとは何を意味するのでしょうか。
ここまで記事を読んでくださったあなたなら分かると思います。
マネージャーが「目的からの逆算」ができるということは、「チームや部下を守り、育てること」を意味します。
上司であるマネージャーからの指示は基本的には正しいものとして部下は捉えます。
その指示内容が不明瞭であったり、目的達成に寄与しないのであれば、その指示を受けて行った作業は無駄になってしまいます。
部下の大切な人生の時間を無駄に費やさせてしまったのです。
指示を出すのであれば、自らが目的・ゴールへの道筋を分解して、部分的に部下へ作業を振るということができていなければなりません。
そして部下に対しても、自身の作業が目的・ゴールに通ずるものだと自覚させなければなりません。
先ほどの例で「アジアにおける○○市場の規模について調べておいて。」という指示をだしたマネージャーが登場しました。
果たして、このマネージャーの頭の中では逆算ができていたのでしょうか。
少なくとも、部下の頭には逆算の道筋が映らなかったのではないかと思います。
おかげでアジア市場全体という、検討に資することのない粒度で情報を取りまとめてしまいました。
上司からのレビューで軌道修正ができたとしても、無駄に時間を費やしてしまいました。
結果として部下が思うのは以下の3パターンのいずれかでしょう。
- 「そんなことも分からない自分はダメだ・・・。」と自信をなくす。
- 「どうせ指示するならそこまで言ってくれないと。」と上司への信頼をなくす。
- 「自ら目的を確認しない自分が悪い。次から気を付けよう。」と反省する。
多くの上司は「勝手に」最後のパターンになることを期待しています。
しかし、常に望む結果になるとは限りません。
マネージャーが自らの指示不足を詫びずに、部下を責めるようなことをすれば1つ目か2つ目のパターンになる可能性も高いでしょう。
そうなっては部下の健全な成長は見込めないか、人間関係を含めた心理的な状況改善に至るまでに時間を使ってしまいます。
逆算ができていなければ、部下の時間を効率的に使うことや成長に資する経験を積ませることもできません。
「逆算の訓練」は日常生活でもできる
ここまで管理職やマネージャーとしての逆算の重要性を記してきました。
では、管理職やマネージャーを目指す人間(これまで指示を受けて作業をこなしていた人間)が「目的からの逆算」を体得するにはどうすればよいのでしょうか。
1つの方法は「自らの仕事意味合い(成果)を明確に意識する」ことでしょう。
どんな仕事にも企業活動を継続させていく上での意味合いがあります。
自らの生活の為という手段であることもあるでしょうが、何かしらの目的(得たい成果)があるはずです。
目的・ゴール・成果、これらを意識したときに自分の作業は、どのように貢献しているのか、他の人の作業はどのように貢献しているのか、と考える癖をつけましょう。
2つ目の方法は私が良くやることです。
仕事とは全く関係のないことですが「料理をする」ことです。
コツはレシピを見るのではなく、料理という完成形に向かって、必要な工程や材料を逆算して分解して考えるのです。
簡単な例でいえば、オムライスを作るとなったら「薄焼き卵」と「チキンライス」が必要です。
「薄焼き卵」は最後に焼いて乗せるかライスを包むようなので、先に「チキンライス」から作る必要があります。
チキンライスは・・・。
と、このように逆算して調理工程を考えてみて、最後に答え合わせとしてレシピを見るのです。
お子さんがいらっしゃる方は、料理の簡単な工程(卵を割る等)をお子さんに手伝ってもらっても良いかもしれません。
気付きましたか?
仕事で作業を指示するのと同じですよね?
ぜひ「料理で逆算思考訓練」を試してみてください。
他にもある「年収を上げるコンサルタントのスキルセット」
年収を上げるためには効率的に仕事ができるようになることが重要です。
8時間という限られた業務時間のなかで、いかに高付加価値の仕事を効率的に行えるか。
逆算思考を鍛えながら、他にもある高年収を実現した優秀なコンサルタントたちが有するスキルを学び、実践してキャリアを輝かせていきましょう!
コンサルティング業界転職体験談まとめ
筆者「きつね」がコンサル転職を2回した体験談をまとめています!
30代で資産3,000万円を築いて、サイドFIREを実現したい。
そのためにコンサルティング業界で働いて年収を上げるため頑張っています。
転職をすることで年収を上げる、もしくは労働環境を改善させながら年収を維持することも可能です。
コンサル転職の成功は人それぞれですが、あなたのコンサル転職を成功させるため、ぜひ筆者「きつね」の体験談を参考にしてもらえたら嬉しいです!
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コンサル転職を成功させるため転職エージェントを複数利用
筆者「きつね」が内定までサポートしてもらった転職エージェントはアクシスコンサルティングでした。
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もちろんオススメですが、コンサルティング業界・ポストコンサル転職を目指すなら、転職エージェントは複数登録しておいた方が良いでしょう。
1つの転職エージェントから得られる求人情報は偏ってしまいますし、キャリア相談におけるセカンドオピニオンを得られることが複数の転職エージェントを活用するメリットです。
以下が筆者「きつね」も利用した転職エージェントです!
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