TOEICで800点を超えました!
「グローバル時代に生きていく力を身に付けたい」
私が英語を本格的に学び始めた動機は、コンサルティング業界で生きていくためでした。
今回はあくまで、英語勉強を自己投資として捉え、実戦力を身に付けたい方に向けた記事です。
「楽してTOEICなどの英語試験で点数だけ上げるテクニックを知りたい!」という方には適さない記事です。
英語の実戦力を鍛えることを決めた背景
日本市場が人口減により縮小していく現状を目の前に、日本企業は海外進出を戦略的に展開しています。
別の観点で言えば、オフショア開発やコールセンターの海外移転など、外国の安い人件費で企業活動を成り立たせるということは当然の時代になっています。
そのような市場動向に対応する日本企業の発展を支えるべく、自身も現場で使える英語力を身に付けたいと思いました。
結果として、TOEIC800点台(最高は815点)を取れるまでに英語力を身に付け、海外ベンダーとの基幹システム刷新案件にPMOとして参画することもできました。
正直な話、最初は何をどのように学べば良いのかも分かりませんでした。
英語の勉強は大学入試のために一時的に勉強した程度。
仕事で英語を使うために学び始めたころはTOEIC400点台(たしか425点でした・・・)。
とりあえずTOEICの公式問題集を購入して問題を解いてみましたが、解説を読んでも意味が分からずモチベーションは続きませんでした。
「時間の無駄だ。」
そう思って勉強を中断したこともありましたが、焦らずに楽しく学ぶことが大事だと気付いてからは趣味としても英語の勉強を楽しむことができました。
加えて、英語勉強の前提として「自己投資として成り立つ見込みがあった=英語力向上により収入増の見込みがあった」ということも大きなモチベーション維持の要因だったと思います。
私が実践した方法ですので、もっと効果的で効率的な方法はあると思います。
それでも、私は投資回収ができたという意味では成功体験と定義できたので、参考となれば幸いです。
英語力を上げて投資回収できる環境か
私の体験談に入る前に、あなたに一度じっくりと考えてほしいことがあります。
それは次の3点です。
- 英語勉強を趣味ではなく、投資として捉えているか
- 試験上の短期的なテクニックではなく、
実戦力(自分の英語でコミュニケーションを取って仕事を前進させる力)を身に付けたいと思っているか - 英語力を上げるための投資をして、投資回収(収入増)が見込める環境(職場)にいるか
全てに「YES」と答えられる方でなければ、ここから先はあまり参考にならないと思います。
もし3点目の環境や職場にだけ問題がありそうであれば、私も丁寧にカウンセリングをしていただいた【アクシスコンサルティング】などの転職サービスを活用することもオススメです。
コンサルティング業界のみならず、外資企業やIT企業もご紹介くださります。
「将来的には英語を使って仕事をしたい」という考えを伝えて、プロのアドバイスをいただけると良いですね。
収入を増加させて自己投資の元本とする
ここで私が実践した英語力向上方法の1つの肝をご紹介します。
ある程度の大手コンサルティングファームであれば、英語を使える人とそうでない人に向けた仕事が用意されているはずです。
コンサルタントとしての経験を積んで収入を上げつつ、増加した収入を投資元本として英語を学ぶという戦略が個人的にはオススメです。
私も最初は日本語だけのプロジェクトに参画していましたが、英語力を向上させて海外ベンダーと英語で主体的にやり取りをするプロジェクトに参画することができました。
コンサルタントとしてのスキル向上と英語力向上は全く別の能力開発になるので、正直言えば辛いです。
だからこそ実践的な英語力を身に付けることを詰め込み過ぎず、1年程度として構えておいた方が心身ともに健全でいられるはずです。
もし、あなたが収入増と英語での実務機会を模索しているのなら、コンサルティング業界への転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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キャリア形成上は読み書きを優先させる
あなたが大学生・新人時代の私と同じような状況である前提ですが、TOEIC試験の勉強を始めとする英語力向上に向けて実践した方法をお伝えします。
大前提として、キャリア形成上は「英語での読み書き」を優先させてください。
理由は「習得の難易度」と「実務での安全性」という2つの観点からご説明します。
習得の難易度から「読み書き」を優先させて経験を積む
当然ですが「会話」と「読み書き」では後者の方が実務における難易度は圧倒的に低いです。
会話というのはリアルタイムでのリスニングとレスポンスが必要であり、また相手の出身国によって微妙な癖があり聞き取りにくいことが多々あります。
電話やオンライン会議で相手の顔が見えない(見えても画面越し)という状況では、更に意思疎通が難しいでしょう。
一方、チャットやメールでの「読み書き」はリアルタイム性を求められないので、インターネットで単語を検索したり、翻訳サービスを使うことも可能です。
そして、意味が通じる完結な英語を書ければそれで問題ありません。
スラングなどは別として、癖も少ないのも特徴でしょう。
会話となると「ヒングリッシュ(インド英語)」や「シングリッシュ(シンガポール英語)」と呼ばれる訛りのある英語にも対応しなければなりません。
実務でミスやトラブルを招きにくいのは「読み書き」
会話では意思疎通に不安があるとき、後日チャットやメールで認識齟齬がないか確認をする必要がでてきます。
上司にメール文面のレビューや添削をもらうことも可能です。
このようにミスやトラブルを防ぐためにも「読み書き」を優先させることが有効です。
「多読とマンツーマン」⇒オンライン英会話
上記のように「読み書き」優先派ですが「会話」を捨てることは良しとしていません。
やはり会話をすることで「息遣いを感じられる人としてのコミュニケーション」が成り立ち、ビジネスパートナーとしての信頼に繋がります。
最終的には「英会話」習得を目指した私の段階的な勉強方法です。
多読とマンツーマンで基礎固めと抵抗感の排除
大学生や大学卒業をしていれば、一定の英文法や単語は身についていると仮定します。
その上で、実践的な英語力を身に付ける第一歩は「多読と対面でのマンツーマン英会話」です。
「多読」は単純に英語の文章になれるためです。
まずは英語を読むことに対する抵抗感を無くしていくことが重要です。
日本語を読むときに「よっし!日本語を読むぞ!」とはなりませんよね?
英語を読んで意味を理解することが楽しいと思えることを目標に、英語の習得レベル別に本を揃えている「ラダーシリーズ」を試してみてください。
次の「対面でのマンツーマン英会話」については、色々と懸念や不安はあるかもしれません。
しかし、初心者は絶対に「対面でのマンツーマン英会話」をするべきです。
理由は以下の3点です。
- 講師によるモチベーション管理が巧み
- 不明点はすぐに聞ける(手書きやジェスチャーでも聞ける)
- 通学という行為が義務感を生じさせる
代替手段となりそうな「グループレッスン」「マンツーマンのオンライン英会話」も試したことはありますが・・・。
- 初心者のグループレッスンは英語を話せない日本人同士が教科書を読んで、その後の沈黙が無駄になりがちです。
- オンライン英会話でのマンツーマンは、自宅でパソコンを開く心理的ハードルにより継続しにくいです。
といった感じです。
私は株式会社GABAの英会話スクール【GABA】に通学しました。
費用面で躊躇いもありましたが、「一般教育給付金制度」を活用し、10万円の給付を受けることで費用負担を下げました。
【GABA】のレッスンでは英会話が楽しいということを感じることができました。
不器用ながらも英語で伝えようとする私を優しく見守ってださった講師の方々には本当に感謝しています。
不明点も自分の言葉で聞けるようになりました。
おかげで講師の方々とお会いするのが楽しみになり、毎週末に教室へ通うことが趣味となりました。
友人に会いに行くような感覚です。
最初は教科書を読むだけで精一杯でしたが、最後は雑談だけでレッスン時間が終わってカリキュラムが進まない事態になってしまいました。笑
Gabaに1年ほど通っていたら、英語の読書やTOEIC問題集を解くことに苦痛を感じなくなりました。
TOEIC専用の講座や対策は行っていませんでしたが、自然と690点に点数が上がっていましたね。
まずは英語を楽しむことから。
そのためには、英語を楽しいと思わせてくれるプロがいる英会話教室に通うことをおすすめします。
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コスト削減の為にオンライン英会話へ移行
「多読」と「対面でのマンツーマン英会話」により、英語への抵抗感をなくし英語の楽しさを知りました。
そして、Gabaのレッスンで不明点を自分で聞く方法を身に付けた私は、コスト削減を目的に「オンライン英会話」へと移行しました。
対面でのマンツーマン英会話は効果的ではあるものの、(英語を使うことで年収が上がれば、投資としては問題ないですが)数十万という費用が必要になります。
ですので、私も継続的に通いたかったですが断念して、月額1万円前後で済むオンライン英会話で英語勉強を継続することにしました。
あなたも英会話を楽しめる状態になったらBizmates(ビズメイツ)などのオンライン英会話に移行することを検討してみてください。
オンライン英会話は自宅で行うことがメインであり、自宅には誘惑が多いです。
そのため、英会話は楽しいと自分が思える状況になるまでは、オンライン英会話に手を出さない方が良いです。
Bizmates(ビズメイツ)はビジネス英語に特化したオンライン英会話として有名です。
英語で自分の会社や上司を紹介したり、プレゼンテーションの練習をしたりとビジネスシーンに特化した教材が実践に直結すると感じました。
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最終的にTOEICで800点台を出せるようになったのは、これらの勉強を1年以上続けた結果です。
並行して、ITやプロジェクトマネジメントの勉強もしていましたが、期間を決めることで乗り越えることができました。
あなたも「TOEIC400点だから・・・」と諦めずに少しでも、楽しみながら英語を学んでみてください。
コンサル転職・自己研鑽に有効な資格は?
筆者「きつね」が実際に合格/勉強して、コンサルティング業務や自己研鑽に役立ったと思える資格を紹介します。
ぜひ、あなたのコンサル転職・自己研鑽の参考としてください!
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コンサル転職に有利な資格合格に向けて
コンサル転職・転職後の自己研鑽として、資格取得を目指して勉強することはオススメです。
コンサルティング業界で働いていると、常に試験勉強をするように新しい知識をキャッチアップしないといけないので「勉強慣れ」をしておくとよいでしょう。
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※1:同種の資格講座を提供している業者について、KIYOラーニング株式会社が2023年11月6日時点でHP上に記載されている合格者実績を調査した範囲での比較となります。
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