残念ながら、 for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 の転職エージェントでした。
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 と判断した体験談
- 希望と合致しない求人ばかり紹介してきた
- 面接のフィードバックについて質問しても無視された
- 誤解して面接をキャンセルした&オンライン会議のURLを教えてくれなかった
実際に転職をサポートしてもらったのですが、企業からのフィードバックをもらってくれなかったり、面接の手配が雑だったり、評判以下で残念です。
転職を考え、様々な転職サイトや転職エージェントに登録をしました。
その中で、ベンチャー企業・スタートアップ界隈の求人を多く扱うfor Startups(フォースタートアップス)という転職サービスにも登録をしたのですが・・・。
担当者がたまたま残念な方だっただけかもしれませんが、「転職させて成功報酬をもらう・投資先のベンチャーを成長させて投資回収をする」という自社のビジネスしか考えていない印象を持ちました。
なぜ、for Startups(フォースタートアップス)に悪い評判を下したのか、実体験を踏まえてお伝えしたいと思います。
逆にfor Startups(フォースタートアップス)の有効的な使い方・オススメの関わり方も発見したので、ベンチャー・スタートアップへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスパーソンとしての実力をつけて20代のうちから年収を上げる・年収1,000万円を目指すという方はコンサルティング業界への転職もオススメします。
筆者「きつね」もコンサルティング業界で働いていますが、事業企画やDX推進などクライアント企業を成長させる経験を積ませてもらいました。
年収も20代で1,000万円を超えることは珍しくありません。
ぜひ、ベンチャー・スタートアップと並行して、コンサルティング業界特化の転職エージェントに相談をしてみてください。
for Startups(フォースタートアップス)|概要
運営会社 | フォースタートアップス株式会社(英文表記:for Startups, Inc.) |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー36階 |
設立 | 2016年9月1日 |
for Startups(フォースタートアップス)とは、2016年9月に設立された「フォースタートアップス株式会社」の運営する人材紹介サービスです。
「成長産業支援事業」を事業内容に掲げて、ベンチャー・スタートアップ界隈に対してリソース(主にヒト)支援をするという会社です。
あくまで、for Startups(フォースタートアップス)が評判以下だと感じたのは「転職エージェント」としての転職支援力についての話です!
経済界において日本が国際的な競争力を失ったと言われて久しいですが、そのような状況を打破するためにfor Startups(フォースタートアップス)のようなベンチャー・スタートアップを支援する会社は必要だと思います。
そんなフォースタートアップ株式会社の2022年3月期第2四半期決算説明会で、売上高の95%を占めていると公表されている事業があります。
「タレントエージェンシー」という事業です。
「タレントエージェンシー」事業は、転職エージェントとしての「for Startups(フォースタートアップス) 」を表していると言っても過言ではありません。
転職希望者に対し、転職エージェントとしてベンチャー・スタートアップ企業を紹介します。
転職が成功したら、成果報酬型で手数料収入を得るビジネスモデルです。
残念ながら、for Startups(フォースタートアップス)の売上における95%は、転職エージェントを中心とした人材紹介の手数料収入でした。
ベンチャー・スタートアップに人を紹介して、転職をしてもらわないと売上が立たないビジネスモデル。
人材紹介量が売上に直結するので、担当の転職エージェントは転職を成功させようと必死なのでしょうか・・・。
それが、次の章でお伝えする“ for Startups(フォースタートアップス)の人材紹介をオススメしない理由 ”に繋がるのかもしれないと思っています・・・。
for Startups(フォースタートアップス)の評価・口コミ
下の画像は企業口コミ サイトの『転職会議』にあった口コミです。
転職エージェントとしての人材紹介以外に収益を上げる事業が育っていないようです。
他の企業口コミサイトでも、退職理由に「無理やり転職を決めるため」の交渉をすることもあると記載されています。
このように『転職会議』などの企業口コミサイトは自身が転職をするとき、転職エージェントの評判を調べるときに重宝するので、登録をオススメします。
上記はfor Startups(フォースタートアップス)社員が自社に対して書いた口コミですが、利用者目線でも同じように感じました。
for Startups(フォースタートアップス)のGoogle口コミにも悪い評価が書かれています。
Google口コミにはfor Startups(フォースタートアップス) に対する良い評価があることも事実です。
むしろ全体的には高評価・良い評判の方が多いですね。
一部の担当者が悪い評判を呼んでいるのかもしれません。
しかし、転職者からしたら担当者と紹介される求人情報がすべてです。
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 判断した体験談
唯一の強みでもありそうな「ベンチャー・スタートアップへの転職支援」をする他の転職エージェントやダイレクトスカウトサービスもだいぶ増えてきた印象です。
数ある転職エージェントの中で、for Startups(フォースタートアップス)に登録をしてみたのですが、結果は残念。
体験談を踏まえてオススメしない理由をお伝えします。
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 体験談①|希望を聞かない
紹介先の選出に軸や哲学がないので長期的に差別化できない。
人材紹介意外のキャッシュポイントの創出に苦労している。
引用元:転職会議(https://jobtalk.jp/companies/9109897/answers)
改めて、企業口コミサイトからの引用です。
筆者「きつね」が転職を志望する理由は、「個客一人ひとりにパーソナライズ(洗練)された顧客体験を通して、その人にとって本当に価値のある選択肢を提供するマーケティング」に携わりたいというものでした。
この理由自体は本筋ではないので詳細を省きますが、要は色々な価値観や選択肢が増えた世の中で、本人すらも気付いていないような自己実現ができる選択肢を提供できたら良いなと。
上記の理由を、担当の人材コンサルタントとオンライン面談したときに伝えました。
確かにいくつかは気になる求人情報を紹介してくれたので、感謝です。
ただ、2回目の面接のときに追加で紹介されたのが「テレビ広告の最適化」を目指す企業での求人情報。
挑戦したい領域とまったく異なることは明確です。
オンラインで繋がったら挨拶も早々に、一方的に流れるような説明を受けました。
時間にして、5分くらいでしょうか。
「興味ないなぁ」と思いながら耐えてましたが、最初に概要を伝えてもらい「興味ありますか?」の確認があっても良かったと思います。
そもそも全般的に、紹介された求人情報は「for Startups(フォースタートアップス) が推したい会社の情報でしかない」という印象でした。
建設業界特化のクラウドサービスを展開する企業、医療業界の変革を試みるベンチャー、モビリティをサービス化するMobility as a Service(MaaS)企業などが紹介されたのですが、全く希望と合致していません・・・。
残念ながら挑戦したい領域とは異なり、転職志望者の意向と紹介する求人情報のアンマッチ感は否めません。
ベンチャー・スタートアップ界隈に特化しているということで、紹介できる求人情報自体が少ないというのも大きいでしょう。
が、「希望とまったく関係のない求人情報も伝えてくるのは、自社の売上が人材紹介サービスに依存しているので必死なのかな?」と勘繰ってしまいました。
“紹介先の選出に軸や哲学がない”という社員口コミが利用者にまで見透かされている結果になっています。
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 体験談②|面接フォロー力が皆無
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下と判断した2つ目の体験談です。
面接フォロー力がまったくありません。
他の転職エージェント(アクシスコンサルティングさん)で転職支援をしてもらった記事でも書いていますが、面接前に職務経歴書の修正点を指摘してくださったり、面接前に想定質問集を送ってくださったり、手厚いフォローをしてくださりました。
アクシスコンサルティングさんからは「応募している各社から内定が出るタイミングも揃えることで、交渉が有利(比較が容易)になる」と、エントリーと面接時期のアドバイスもしていただき、とても助かりました。
一方で、 for Startups(フォースタートアップス) は面接の日程調整だけが仕事という感じ。
提出した職務経歴書へのコメントもありません。
複数の企業にエントリーをして面接調整をお願いしたのですが、スケジュールに関するアドバイスはゼロ。
メールのやり取りも印象が悪いです。
転職は複数の企業に関してやり取りをするため、自分でメールをするとき、メール件名に【企業名】と付けて調整先の企業ごとにメールが混ざらないよう工夫をしていました。
しかし、for Startups(フォースタートアップス)の担当者は、こちらが送信したメールを無視して全ての企業との調整を1つのメールスレッドに集約させてきました・・・。
面接フォロー力がないことを物語る最たる例は、「面接で落ちた理由を聞いても無視」されたこと。
for Startups(フォースタートアップス)に紹介された企業に応募をして面接をしたのですが、残念ながら縁がなかった企業もありました。
for Startups(フォースタートアップス)の担当者からいただいたメールには、不合格となった旨と共に先方企業からいただいたコメントが。
そのコメントの中身がよくわからなかったので、質問をしたのですが・・・。
無視されました。
もうこの瞬間に「落ちた案件は金にならないからフォローもしない」という方針が垣間見えました。
この会社にお願いしたのが運の尽き。
最悪だ。
そう思いましたが、時すでに遅し。
エントリーしてしまった分は乗り切ろうと、進んでいる面接はしっかりしよう!と思っていたのですが・・・。
for Startups(フォースタートアップス)は評判以下 体験談③|面接を勝手にキャンセルされた
これは極め付きですね。
応募先企業との面接を勝手にキャンセルされました。
メールで面接日程を調整していました。
ざっくりと以下のようなやり取りをしていたのですが・・・。
明日か、○月○日なら先方も面接可能とのことですが、いかがでしょうか。
明日であれば問題ございません。
○月○日の週は忙しいので、すみません。
この時点で「明日には面接があるのか。急だけど面接を受けよう」と急ピッチで準備をしました。
しかし、次に来たメールは以下のようなメール。
×月×日の週以降で候補日をいくつか教えてください。
かみ合ってないと思いつつ、別件の調整かと思ったので一旦は返信を止めておきました。
そして翌日、面接の時間になりました。
オンライン面接用のURLを何度もクリックしても、いっこうに開きません。
担当者にメールをしても反応なし。
過去メールに書いてあった携帯電話番号を見つけ出し、電話をしても出ず。
この時点で、気付きました。
「キャンセルされてるな。」
もう一度電話をすると繋がったのですが、案の定、メールを読み違えてキャンセルしてしまったとのこと。
調整していた日は面接ができたのですが、それ以降は仕事が忙しくなって面接をする時間がなかなか確保できそうになかったのです。
個人的には面接を行ってしまいたかった。
先方の企業には迷惑をかけてしまって申し訳ないです。
なんと、他にも残念な例があります。
for Startups(フォースタートアップス)経由でリスケさせてもらった面接があったのですが、そこでも問題が。
リスケ自体は無事に終わったのですが、オンライン面接用のURLが届きませんでした。
当日になっても連絡が来なかったので「オンライン面接用のURLを確認してほしい」と依頼すると「会議でバタバタして確認できません・・・。」と。
さすが、基本的なコミュニケーションが不得手な会社。
リスケをお願いする前に面接日程を仮決めしていたのですが、そのときに貰ったメールにはオンライン面接用のURLが書いてあったのでクリックしてみると・・・。
繋がりました。
賭けでした。
もし、URLが変わっていたら先方の企業にも迷惑がかかるので申し訳なさすぎます。
for Startups(フォースタートアップス)はスケジュール管理、メールやコミュニケーションが苦手なんでしょうね。
少なくとも、現代の日本で主流となっているビジネスコミュニケーションの最低限レベルは保てる人材教育をしたほうが良いと思いました。
掲げるミッションやビジョンは素晴らしいのにもったいない・・・。
for Startups(フォースタートアップス)の利用は情報収集に留めよ
for Startups(フォースタートアップス)が「評判以下」と判断した体験談をご紹介してきました。
まとめを再掲します。
for Startups(フォースタートアップス)が「評判以下」と判断した体験談
- 希望と合致しない求人ばかり紹介してきた
- 面接のフィードバックについて質問しても無視された
- 誤解して面接をキャンセルした&オンライン会議のURLを教えてくれなかった
大半の人は自分の大切な人生の岐路である転職を、このような会社に任せてしまうことは悩まれるのではないでしょうか。
体験談を通してお伝えしたように、個人的にもオススメはしません。
ただ、for Startups(フォースタートアップス)も情報収集ツールとしては活用する価値があると思います。
ベンチャー・スタートアップ界隈で有望な企業の情報を仕入れるという意味では、厳選された企業の情報が揃っているとは思います。
あくまで、転職エージェント・転職支援サービスとしての質が低いだけで、そこに集まる企業の情報は確かな情報。
for Startups(フォースタートアップス)に登録をして企業情報を紹介してもらったら、大手の転職支援サービス・転職エージェントに同企業の求人があるかを聞く。
セカンドオピニオンとして大手の転職支援サービス・転職エージェントに同企業の情報を聞きつつ、フォロー力が高い大手を介してエントリーをする。
最近は、多くの人材紹介会社がベンチャー・スタートアップ界隈への転職にも力を入れています。
CxOみたいなハイレベルなポジションでなければ、色々な会社に話を聞いたとしても紹介される求人には大きな差はありません。
実際に転職支援サービス・転職エージェントには複数登録したうえで、「情報収集をするための会社」と「実際にエントリーをするための会社」の判断が必要です。
あとお伝えしたいのは、企業の口コミが集まるサイトにも登録をすることで従業員目線での情報も得られるます。
転職エージェントに登録をしながら企業口コミサイトにも登録をすると、より多角的に企業の評判や求人情報の理解を深めることができます。
転職エージェントは「紹介案件の質×フォロー力」で決めるべし
実際にエントリーをするための転職支援サービス・転職エージェントは、紹介される求人情報の質とフォロー力の高さで判断することをオススメします。
紹介される求人の数ではなく、質を重視しています。
あなたが転職できる企業は1つ。
いくら紹介される求人数が多くとも、あなたの希望条件に合致しなければ意味がありません。
希望はなるべく高い条件から徐々に下げていくのが王道。
まずは質を重視して、あなたの希望する条件に近い案件をどれだけ紹介してくれるかを1つの判断軸としましょう。
次は、フォロー力の高さ。
面接前後を通して、様々なフォローをしてくれて、気軽に相談にも乗ってくれる転職支援サービス・転職エージェントを使うべきです。
for Startups(フォースタートアップス)のように雑な対応をされると、無関係であるはずのエントリー先の企業まで印象が悪くなってしまうので関係者が不幸になってしまいます・・・。
コンサルティング業界転職体験談まとめ
筆者「きつね」がコンサル転職を2回した体験談をまとめています!
30代で資産3,000万円を築いて、サイドFIREを実現したい。
そのためにコンサルティング業界で働いて年収を上げるため頑張っています。
転職をすることで年収を上げる、もしくは労働環境を改善させながら年収を維持することも可能です。
コンサル転職の成功は人それぞれですが、あなたのコンサル転職を成功させるため、ぜひ筆者「きつね」の体験談を参考にしてもらえたら嬉しいです!
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コンサル転職を成功させるため転職エージェントを複数利用
筆者「きつね」が内定までサポートしてもらった転職エージェントはアクシスコンサルティングでした。
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もちろんオススメですが、コンサルティング業界・ポストコンサル転職を目指すなら、転職エージェントは複数登録しておいた方が良いでしょう。
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