仮説思考 を使いこなし、生産性・課題解決力を底上げしましょう。
手当たり次第に情報を集めてから考える。
考えた結果、何か違う。
でも、何が違うのか、次に何をすれば良いのか分からなくて途方に暮れる。
このような仕事の仕方を続けていては、仕事はいつまでも片付きません。
そこで取り入れたい課題解決力を底上げする考え方が説かれている『 仮説思考 』の書評と要約です。
仮説思考 |概要
さっそくですが、『 仮説思考 』の概要と要約としてのまとめポイントをご紹介します。
『仮説思考』のまとめ
- 手元にある少ない情報から決めた「仮の答え」を検証するように調査や分析を行うことで、効率的に必要な情報を収集できる。(=不要な情報を切り捨てられる)
- 「仮の答え」が間違っていることが明確になったのなら、何が間違っていたのかを整理して「仮の答え」を進化させていくことが効率的な意思決定に繋がる。
仮説思考を習得するメリット・オススメ読者
コンサルタントに限らず、課題解決に関わる全ての方が読むことで、日本の生産性が高まるのではないかと思っています。
あなたが何かの企画を考えるとき、とりあえず関係ありそうな事柄や他社事例を調査していませんか?
「何か自分の企画や提案に活かせそうなことはないか」と調査作業を進めることは、一見すると普通のことでしょう。
しかし、限りある自分の人生。
そのような非効率な進め方では、心も体も疲弊してしまいます。
仮の答えを検証する形で、自分の企画や提案をブラッシュアップしていきましょう。
仮説思考|おすすめ読者
- 自分の仕事が遅いと悩む新人コンサルタント
- 転職したばかりで事業会社との思考法の違いに苦しむ方
- 意思決定力を高めたいリーダーやマネージャー層の方
ここで質問です。
「出世をして年収を上げたい・キャリアアップをしたい!」
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仮説思考 |著者紹介
『仮説思考』を著したのはボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の日本代表も務めていらした内田 和成さんです。
著者
- 内田 和成(うちだ かずなり)
- 1951年生まれ
- 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 (KBS) 修了
⇒日本航空勤務
⇒ボストン・コンサルティング・グループ
⇒同社日本代表やシニア・アドバイザー
⇒早稲田大学ビジネススクール教授
姉妹本として「論点思考」もお読み頂きたいです。
論点思考も記事で紹介しています。
仮説思考 |書籍詳細
タイトルにもなっている「仮説」とは何か、本の内容を引用して確認していきます。
仮説とは呼んで字のごとく「仮の説」であり、われわれコンサルタントの世界では、「まだ証明はしていないが、最も答えに近いと思われる答え」である。
引用:仮説思考, p16
この定義における「答え」の部分が、解くべき「問題」か、問題に対する「解決策」なのかは状況に応じて解釈を変える必要があります。
この本では、様々な状況で役に立つ「仮説思考」について、仮説の立て方から検証、仮説思考力の高め方も含めて体系的に記されています。
「仮説思考」の章構成
- 序章:仮説思考とは何か
- 第1章:まず、仮説ありき
- 第2章:仮説を使う
- 第3章:仮説を立てる
- 第4章:仮説を検証する
- 第5章:仮説思考力を高める
- 終章:本書のまとめ
序章:仮説思考とは何か
概要:
・情報が多ければ良い意思決定ができるとは限らない。
・「最も答えに近い」と思われる答えを早い段階で持つ。
第1章:まず、仮説ありき
概要:
・「課題分析⇒答え」ではなく「仮の答え⇒分析⇒証明」のプロセスが重要。
・網羅的に全ての事象を考慮するのは非効率であり、仮説を元に全体像(ストーリー)を描くことで効率的な情報収集に繋がる。
・間違った仮説を元にしたアプローチも仮説再構築を実施することで、結果的には網羅的アプローチよりも効率的な結果が得られる。
第2章:仮説を使う
概要:
・「問題発見の仮説」と「問題解決の仮説」の2段構えの「仮説」を使う。
・「仮説⇒実験⇒検証」のプロセスを繰り返すことで仮説を進化させる。
・仮説思考で作り上げた全体像(ストーリー)を用いることで、大局観を他者と共有できる為、人を動かすにも有効に働く。
第3章:仮説を立てる
概要:
・仮説が思いつく瞬間はディスカッション、分析、インタビューと様々であり定石は存在しない。
・仮説を立てる為の頭の使い方としては以下がある。
方法1:反対側から見る(=立場を変えてみる)
方法2:両極端に振って考える(=真逆の概念について考えてみる)
方法3:ゼロベースで考える(=既存の枠組みを捨て、白紙から考える)
・よい仮説の条件には以下がある。
条件1:掘り下げられている(「なぜ、そうなのか」が考えられている)
条件2:アクションに結びつく(仮説証明時に具体的な行動を開始できる)
第4章:仮説を検証する
概要:
・「実験」による検証は、現場での変化やプロトタイプの地域限定的販売等である。
・「ディスカッション」による検証は、バラエティ豊かなメンバーで仮説を進化させることを目的に実施する。
・「分析」による検証は、定量分析が中心となり、「比較・差異」「時系列」「分布」「因数分解」という手法がある。
第5章:仮説思考力を高める
概要:
・「So What?を常に考える」「なぜを繰り返す」ことが仮説思考を鍛えるトレーニングとなる。
・日常生活の中でも、気になることや疑問に思うことの理由や背景について仮説を立ててみる。
・「知的に打たれ強く」なり自身で仮説を進化させられることが、成長に繋がる。
終章:本書のまとめ
概要:
・仮説の効用は、生産性の向上(仕事が速くなり、質が上がる)である。
・慣れるまでの気持ち悪さを乗り越えて結論から考える。
・失敗を繰り返して「枝葉ではなく幹が描ける人間」を目指す。
仮説思考 |読んだ感想
仮説で動くことへの恐怖心を克服することが最初にして最大の壁のように感じています。
特に間違うことや失敗することに慣れていない人、周りの評価が気になる人にとっては難しい考え方だと思います。
まずは自分の私生活でも良いですし、失敗しても影響の少ない仕事等で心と頭を慣らしていくことからスタートさせてみてください。
さぁ、窓を開けてみてください。
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