「プロダクトマネージャーって何をしているの?」
「ポスト・コンサルとして、プロダクトマネージャーに転職するには?」
「プロダクトマネージャーとしてキャリアアップをして、年収を上げたい!」
このような悩みをお持ちでしたら翔泳社から出版されている『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』をお読みください。
ざっくりと以下のことがわかります!
『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』を読んでわかること
- プロダクトマネージャーという職業に対する人材需要の現状
- プロダクトマネージャーの業務内容と必要能力
- プロダクトマネージャーの役割レベルと年収
- プロダクトマネージャーになるための方法(転職/異動)
- プロダクトマネージャーとしての自立に向けたアドバイス
- プロダクトマネージャーに求められる能力の伸ばし方
なお、巻末には下記の特典がダウンロードできるURLも記載されてます。
※翔泳社IDの登録必須
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- 02_プロダクトチェックシート.xlsx
- 03_現役プロダクトマネージャーの職務経歴書例.docx
- 04_プロジェクトマネージャーからプロダクトマネージャーを目指す方向けの職務経歴書.docx
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- 07_カジュアル面談準備シート.xlsx
- 08_面接対策事前チェックシート.xlsx
エンジニアや事業企画をされている場合、職務経歴書サンプルもあるので転職時にはとても参考になるのではないでしょうか。
想定問答集も記載されているので、プロダクトマネージャーへの転職を少しでも考えている方は、転職期間中は手元に置かれることをオススメします。
転職活動に関する内容だけではなく、プロダクトマネージャーに必要な能力の伸ばし方も書いてあるので、転職後も役に立つと思います!
ここで質問です。
「出世をして年収を上げたい・キャリアアップをしたい!」
「仕事のできるビジネスパーソンになって、周囲の評判をひっくり返したい!」
「ビジネス力を高めて、収入上げて、投資で不労所得を得たい!」
筆者「きつね」と同じく、あなたもそう考えたことはありませんか?
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『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』概要
『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』目次・章構成
- はじめに
- 序章 なぜいま、プロダクトマネージャーが必要か
- 第1章 プロダクトマネージャーの業務と能力を理解する
- 1-1プロダクトを成功に導く存在
- 1-2プロダクトマネージャーの2つの業務
- 1-3プロダクトマネージャーに必要な能力
- Column1 未経験からのプロダクトマネージャーの現場
- 第2章 プロダクトマネージャーのキャリア形成にむけての基礎知識
- 2-1プロダクトマネージャーのキャリアにおける正解とは
- 2-2プロダクトマネージャーのレベル別期待役割と年収
- 2-3プロダクトマネージャーが扱うプロダクト分類
- 2-4未経験からプロダクトマネージャーになるための職種別キャリアパス
- 2-5未経験からプロダクトマネージャーになるためにやったほうがよいこと
- 2-6プロダクトマネージャーを目指す人が身につけておきたい5つのマインドセット
- Column2 BtoCのプロダクトマネージャーの現場
- 第3章 プロダクトマネージャーの転職活動の進め方
- 3-1転職活動の7つのステップ
- 3-2ステップ1 転職の目的を明確にする
- 3-3ステップ2 応募したい企業を探す・絞る
- 3-4ステップ3 相手が会いたいと思う職務経歴書をつくる
- 3-5ステップ4 カジュアル面談を使いこなす
- 3-6ステップ5:面接に備える
- 3-7ステップ6 選考を進める
- 3-8ステップ7 決断をする
- Column3 BtoBのプロダクトマネージャーの現場
- 第4章 一人のプロダクトマネージャーとして立ち上がる
- 4-1プロダクトマネージャーになってからまず意識すべきこと
- 4-2プロダクトマネージャーになりたての人が最初にぶつかる5つの壁
- 4-3ジュニアプロダクトマネージャーが抱えるキャリアの7つの悩み
- Column4 外資系企業のプロダクトマネージャーの現場
- 第5章 プロダクトマネージャーとしてさらに高みを目指す
- 5-1能力を高める
- 5-2マインドセットを変える
- 5-3新たなチャレンジの手段と方法
- 5-4市場価値を上げる
- 5-5多職種にチャレンジする
- おわりに
『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』要約詳細
各章の内容をまとめていきます!
序章 なぜいま、プロダクトマネージャーが必要か
プロダクトマネージャーが必要とされる背景は以下のようなことだと理解しました。
- 消費スタイル「所有→利用」変化(SaaSやサブスク浸透)
- デジタル人材不足
あなたもサブスク型のサービスを利用されていると思いますが、レンタルやサブスクがだいぶ浸透していますよね。
購入して所有するよりも、必要なものを、必要な分だけ利用する消費スタイルです。
そうなると、ユーザーと繋がり続けて、改善点を見出し、使い続けてもらう必要が出てきます。
デジタルサービスを前提としていますが、ビジネスやITに精通している人間が継続的に改善していくことが競争優位性を持つ時代になってきているということですね。
当然ながら、そんなスーパーマン的な人材は世の中に多くいるはずもないので、「人材需要がある=年収が高い」という状況です。
第1章 プロダクトマネージャーの業務と能力を理解する
プロダクトマネージャーの業務を一言で表すと「プロダクトを成功に導くこと」と定義されています。
「プロダクト成功」の要素は以下3つをバランス良く保つことが重要とのことです。
- プロダクトビジョン
- ユーザー価値
- 事業収益
ビジョンがなければユーザーが付いてこないでしょうし、価値がなければ使われないですよね。
とはいえ、事業収益を考慮しないでユーザー価値に振り切ってはビジネスが続かない(成功しない)ということですね。
では、プロダクト成功に向けて、どのような業務を行うのかイメージが湧きますか?
土台業務(企画などの一度行う業務)とサイクル業務(定常的にやる業務)という定義でまとめられていました。
- 土台業務
- プロダクトビジョン策定
- プロダクト戦略立案
- ロードマップ作成
- サイクル業務
- ユーザー理解・課題把握
- ソリューション立案・仮説検証
- 要件定義・仕様作成
- 開発の優先順位決め
- プロジェクトマネジメント
- リリース
ビジネス観点もIT観点も必要となるので、全てを1人で行うことはないでしょうが、全分野のスペシャリストをマネジメントできるようにはならないといけませんね。
第2章 プロダクトマネージャーのキャリア形成にむけての基礎知識
プロダクトマネージャーの業務が非常に多岐に渡ることが分かりました。
当然ですが、いきなり全ての業務を担当できることはありません。
「プロダクトマネージャーはどのようにキャリアアップしていくのか」
このような悩みについても解説がされています。
あくまで概念的なタイトルですが、以下のようにキャリアアップをしていくようです。
- 未経験者
- ジュニアプロダクトマネージャー
- ミドルプロダクトマネージャー
- シニアプロダクトマネージャー
- 幹部(CPO/VPoP)
各タイトルに応じた勤務年数や年収、期待役割などが第2章では整理されています。
2~3年スパンでタイトルが変わり、年収も200~300万ほど上がっていくイメージで記載されていました。
※詳細はぜひ書籍をご確認ください!
また、本章では以下の職種からプロダクトマネージャーになるための転身(転職)方法を詳しく解説してくれています。
- エンジニア
- プロジェクトマネージャー/SIer
- 事業企画
- 経営コンサルタント
- UIデザイナーやUXデザイナー
- マーケティング(マーケター)
- セールスやカスタマーサクセス
- 職種・業種の専門家(ドメインスペシャリスト)
企業側の視点で当該職種の人に対して何を考えるのか、また実際に転職するためのアクションや参考書籍なども記載されているので、行動に移しやすいと思いました!
経営コンサルタントからの転身について書かれている部分では、システムなどの要件定義などのプロジェクトに関与することが良いと書かれています。
純粋な戦略だけをやるコンサルタントの方が少なくなっているので、大半のコンサルタントは既に経験してるんですけどね。
どの職業でも共通するのは「自分でサービスやプロダクトの改善点を考える思考と実際にモノづくり(アプリなどの開発)に触れること」が大事です。
プログラミングスクールなどもたくさんある時代ですからね。
実際に開発を学んだ方が、プロダクトマネージャーとしてエンジニアとコラボレーションするときにも共通言語で会話できるので有利になるのは間違いありません。
第3章 プロダクトマネージャーの転職活動の進め方
「第3章 プロダクトマネージャーの転職活動の進め方」では転職活動を進める具体的ステップや職務経歴書の例が書かれています。
この記事の冒頭で書きましたが、以下のような特典が無料ダウンロードできます。
- 01_転職目的明確化シート.xlsx
- 02_プロダクトチェックシート.xlsx
- 03_現役プロダクトマネージャーの職務経歴書例.docx
- 04_プロジェクトマネージャーからプロダクトマネージャーを目指す方向けの職務経歴書.docx
- 05_エンジニアからプロダクトマネージャーを目指す方向けの職務経歴書.docx
- 06_事業企画からプロダクトマネージャーを目指す方向けの職務経歴書.docx
- 07_カジュアル面談準備シート.xlsx
- 08_面接対策事前チェックシート.xlsx
7つある転職の各ステップで、考えないといけないこと・行動しないといけないことが書かれています。
特典を活用してプロダクトマネージャーに転職する目的やどのようなプロダクトに携わりたいのかを具体化していきましょう。
7つのステップは転職活動全般に使える内容になっているので、プロダクトマネージャーに限らず転職を考えている方は参考になる内容ですね。
第4章 一人のプロダクトマネージャーとして立ち上がる
いよいよ、プロダクトマネージャーに転職できたあとのお話に突入します。
プロダクトマネージャーになりたての人がぶちあたる「5つの壁」やキャリアに関する「7つの悩み」が紹介されています。
筆者「きつね」はプロダクトマネージャーではないですが、クライアントの事業やアプリを成功させる支援をしてきた経験から、とても共感できる内容でした。
特に、開発優先順位に関する意思決定は正解もなく、悩ましい問題です。
意思決定に使える「RICE」という開発優先順位を判断するフレームワークも紹介されていたので、勉強になりました。
RICEスコア=ユーザー到達度×影響度×確度÷労力
置かれた状況や経験値で異なるでしょうが、プロダクトマネージャーあるある問題を読むと「悩んでいるのは自分だけではない」と思えること、そして現状打破の参考になる内容が書かれています。
第5章 プロダクトマネージャーとしてさらに高みを目指す
最後の「第5章 プロダクトマネージャーとしてさらに高みを目指す」は、プロダクトマネージャーとしての更なる成長を目指す方に向けた章です。
- ビジネス能力
- 技術力
- ユーザー体験力
と分類したプロダクトマネージャーの能力について、それぞれの伸ばし方が紹介されています。
MBAや株式投資を通じて数字やビジネスに対する感度を高めるという内容で、書かれている内容は真新しいものはありませんでした。
実際に自分でIoTデバイスや3Dプリンターでモノづくり、UIデザインができるアプリケーションを使うなども紹介されています。
他には、数字に強くなるということで「統計」を学ぶですとか、「G検定」というAIに関する資格やユーザー体験力を磨くために「UX検定」を受けることも推奨されていました。
IPAの「情報処理技術者試験」もオススメされていますが、こちらの資格は筆者「きつね」も合格しておりまして、ビジネス観点・IT観点がバランスよく学べる良い資格だと思います。
結局は地道に自分の力を高めていくしかないということだと思いましたが、具体的な資格名や推奨書籍が列挙されている点は嬉しいですね。
転職をしてプロダクトマネージャーへの第一歩を!
とにかく「プロダクトマネージャーに対する解像度が上がり、転職をしようと思ったら何をすれば良いか」分かる本でした。
現役でプロダクトマネージャーをやっていらっしゃる方も、身近なところにロールモデルが少ないかもしれませんので、キャリアアップをするために参考となる指針がたくさん含まれています。
筆者「きつね」はプロダクトマネージャーではないのですが、プロダクトマネージャーとして転職をするのも選択肢として考えています。
コンサルタントとしてずっと働くというのも大変なので、ポスト・コンサル転職として事業会社でプロダクトマネージャーを目指すのも良いな、と。
数年後に改めて読み返して自分のキャリアチェンジを考えようと思いますが、まずは記載されている勉強を少しずつやっていこうと思います!
以上、オススメ本『プロダクトマネージャーになりたい人のための本』のご紹介でした!
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コンサルティング業界転職体験談まとめ
筆者「きつね」がコンサル転職を2回した体験談をまとめています!
30代で資産3,000万円を築いて、サイドFIREを実現したい。
そのためにコンサルティング業界で働いて年収を上げるため頑張っています。
転職をすることで年収を上げる、もしくは労働環境を改善させながら年収を維持することも可能です。
コンサル転職の成功は人それぞれですが、あなたのコンサル転職を成功させるため、ぜひ筆者「きつね」の体験談を参考にしてもらえたら嬉しいです!
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コンサル転職を成功させるため転職エージェントを複数利用
筆者「きつね」が内定までサポートしてもらった転職エージェントはアクシスコンサルティングでした。
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